みなさん東進ハイスクールとはご存知でしょうか?
僕は実際に東進ハイスクールに2024年の3月まで通っていた生徒です。
東進ハイスクールを調べたらなぜか「やめとけ」という関連キーワードが出てきて調べた人
この記事を読んでいる方はきっと高校生の方か、保護者様だと思います。
そんな方に東進ハイスクールのメリットデメリットを紹介します。
この記事を読めば自分自身が東進ハイスクールに向いているのか向いていないのか判断できるようになります。
その前に東進ハイスクールの特徴についてです。
- 映像型の授業形式
- 値段が高いと言われがち
- 指導していくのは大学生が主
- 自主性がとても強い
ではどうぞ。
以下はこの記事のまとめです。
目次
東進ハイスクールに向いていない人
まず初めに東進ハイスクールに向いていない人がどのような人であるかを言っていきます。
- 塾に初めて通う方
- 金銭的な理由で塾を選んでいる方
- 今まで集団型の塾に通われていてうまくいっていた方
- 映像型授業が苦手な方
- 受験は集団戦と考えている方
- 筆記・小テストが必要な方
以下はそれを深堀していきます。
塾に始めて通う方
塾に始めて通う人にとって東進ハイスクールは難易度の高い物になります。
なぜなら自主性がとても高いからです。
どういう事かというと
- 自分自身で計画を立て実行しなければならない(フォローはある)
- 映像はそれぞれのペースによってするので友達同士で授業の共通の会話があまり生まれない。
- 計画がうまくいかなくても、実質的な放置される場合がある
上記のようなことが起きてしまう可能性があるからです。
金銭的な理由で塾を選んでいる方
金銭面をいかに節約するかで塾を選ぼうとしている方は東進ハイスクールは本当にやめておいたほうが良いでしょう。
もちろん志望大学が国立か私立かにも寄りますが何せお金が膨大にかかります。
じゃあ他の塾はどうなんだと考える人もいるでしょう。
個人としては河合塾が集団塾の大手として考えており実際に授業を受け資料を見たことがあるのでそれを表記します。
東進ハイスクール高3生 私大約110万~130万 国立150万~
河合塾高3生 私大約70万~85万 国立90万~
詳細は以下に提示してます。
詳細 東進ハイスクール
入会金は33,000円
担任助手料77,000円(年)
高速基礎マスター73500円(年)
20コマ 77000円×1~8(年)私文(社会40コマ 英語80コマ 古典20コマ 現代文20コマ)
共通テスト過去問77000円
単元ジャンル別演習25万(最高は30万なおこの中に講習パックつまり授業5コマ×1~4が含まれる)直前演習(5コマ約2万)
詳細 河合塾
入会金33000円(年)
塾生サポート料 83,160円(年)<=6,930円/月
1教科121,200円/年 ~154,800円/年(現代文 古典 英 社会 の4コマ) 484800円~619200円(4教科分)
夏期冬季講習 18,200円(5コマ90分)一般的季節ごとに4~6セット 72800円~109200 これが夏と冬で 145600~218400
*内容は場所により左右する場合があるかもしれないので資料請求をしてみることをお勧めします
このように東進ハイスクールは集団に比べて割高であることが分かります。
その分サービスがいいからと考える人もいるかもしれませんが、サービスがどれだけ良くても自分自身と会うか合わないかはとても重要なことです。
今まで集団型の塾に通われていてうまく言っていた方
今まで集団型の塾でうまくいっていた人には東進ハイスクールはおすすめしません。
なぜなら東進ハイスクールは集団型の授業ではないからです。
失敗できない大学受験に今まであっていた集団型の授業を捨ててまで東進ハイスクールに意味は正直感じません。
今が中学生以下の方なら試してみるのもありですが。
どうしても東進ハイスクールを試してみたいという方はのちにも述べますが
集団型の塾に通いながら東進を体験という形と映像型授業を受けれるサブスクリプションをお勧めしています。
詳しくはまとめの前で述べています。
映像型授業が苦手な方
言うまでもないですが映像型の授業が苦手な人はお勧めできません。
すべてといっても過言でないほど映像が主な形態です。
東進ハイスクール=映像ということは念頭に入れておくべきでしょう。
そもそも多くの人が映像型の授業をあまり受けたことが無いと思います。
試しにyoutube(とある男が授業…)やtryの公開されている映像 スタサプなどで試してみるのも手です。
受験は集団戦と考えている方
受験は集団戦と考えている人は東進ハイスクールはおすすめできません。
なぜなら東進ハイスクールは集団戦になる機会が圧倒的に集団塾と比べて少ないからです。
映像だから他の人とペースは違う。なんなら受けてる映像が教科が一緒でも違ったりします。
全くないというわけではなく東進ハイスクールにはチームミーティングやグループミーティングと呼ばれる週に1回開かれる1週間の予定決めがあり、
その時に4~6人程度で集まるシステムというものがありますが
それが好きな人で友達が欲しいという方は集団塾に行った方が作りやすいでしょうし、
授業の補完も友達同士で行えるでしょう。
筆記 小テストが必要な方
もちろん東進にも小テストは存在します。
なんなら高速基礎マスターという英単語 熟語を覚えるツールもテストといえばもちろんテストです。
しかし、人によっては大きな弱点が存在します。
それが 筆記による小テストがない ことです
どいうことか、映像授業だからといって小テストがないわけではないです。
ネット上で選択形式による小テストがあり、10コマごとにある終了判定テストというものもあります。
しかし、すべて選択式というのが大きな欠点です。
もちろん数学などは紙に計算した上で解かないと行けないですが
問題なのは暗記科目となる日本史や世界史です。
驚くべきことに受験では書かないといけないのに、
記述テストが映像を受けた後の小テストで存在しないということは
必然的に漢字を覚えていないということが頻発します。
さらに、個別で授業を受けているということはぶっちゃけテキスト見て回答してしまう可能性がある。
覚えるのがめんどくさかったり、意味を感じない人 集団だったからちゃんとテスト勉強した人 など
不正をしてクリアをしてしまう危険性があるのです。
そのことは当本人にしか分からないので担任に指摘されることもなく
テキストを見てテストをするという意味のない状態が常態化する危険性があります。
東進ハイスクールに向いている人
次に東進ハイスクールに向いている人についての特徴を語っていきます。
次の特徴に当てはまる人は東進ハイスクールに向いているでしょう
- 映像授業が好きな方
- 集団塾で失敗してきた方
- 家でも勉強できる方
- 家から塾までがとても遠い方
- 自分のペースで進めたい方
- 大学に対してとてつもないモチベーションがある方
映像授業が好きな人
映像授業が好きな方は東進ハイスクールに向いています。
東進ハイスクールは何度も述べているように映像型の授業です。
しかし、映像がとにかく古いという欠点があります。
僕は15年も前の映像で古典を受講しました。2009年度収録でした。
画質も360pでした。英語も2008年度や2005年度でしたし、一番新しかったのでも2016年度
一番新しかったのは難関私大の過去問の映像でした。
通常授業は基本的に古いです。
東進は入会をお勧めする際に最新の結果を用いてだとか、近年の傾向だとかを示す傾向がありますが、映像は全然近年の傾向どころか、共通テストですらなく、平成18年とかを近年とか言ってる授業もあって少し呆れてしまいます。
集団塾で失敗してきた方
集団塾で失敗してきた方は東進ハイスクールに向いているでしょう。
集団塾で周りが自分と比べられているような気がしてモチベーションが下がった人や
先生の高圧的な態度が気に食わなかったこと。
また、そもそも集団でやることに意味を感じなかった人は向いていると思います。
家でも勉強ができる
家でも勉強ができる人はとても向いています。
家出勉強ができるということは東進にわざわざ足を運ばなくても受講ができるからです。
どいうことかというと東進はweb上で映像を管理しているので自分が東進生となったときに
ログインさえすればネットからスマホでさえ受講(授業)を受けることが出来ます。
映像授業は講師が1流でないと誰も買おうと思わないので、授業自体は凄く分かりやすいので有効活用できると思います。
家から塾までが遠い人
家からだけとは言わず、学校からとかでもそうですが異様に塾まで時間がかかる人は
向いていると思います。
目安は家や学校からどちらからも近い塾で1時間半以上かかる人は考えた方がいいかもしれません。
休日などは良いですが、平日に放課後から1時間半かかってしまうと大きな時間のロスになります。
それならギガ数を上げてでも学校に残って映像を見るなどの手段が有効活用できることでしょう。
しかし、都市圏などではそのような状況は起こりにくく、地方の方で東進以外に選択肢が少ないという人になるでしょう。
自分のペースですすめたい
ペースを自分の思うがままに進められるのは東進とてもいい点です。
自分のペースで勉強を進められる人がどんどん先に進められるのはとてもいいメリットですよね。
東進はその点に関してはとても優れています。
おそらく何もかもが自分のペースで進められ進むならどこまででも行くことが出来るでしょう。
それは高12に限る話ではなく高3になっても映像以外の演習がでてくるので特に発揮できるでしょう。
大学に対してとてつもないモチベーションがある
東進は万人受けするようでしない塾です。
大手はそのような傾向があり、個人の方が的確というはよく聞く話ですね。
なにせもしあなたが大学に対してとてつもないモチベーションがあるという方は
正直東進に限らずどんな塾であれ向いていると思います。
そういう方は今までの環境があっていた上でそう思っているのだと思います。
このままの勢いで自分の目標としている大学に行けそうと思うのであれば
今まで通りの塾選びをすべきです。
そうでないなら、東進に通うというのも1つの手なのかもしれません。
東進ハイスクールのメリットデメリット
東進ハイスクールのメリットを上記を踏まえた上で解説していきます。
東進ハイスクールのメリットは
- 全国変わらない質
- 自分のペースで進められる
- 他の人を気にする必要がない
- 単元ジャンル別演習(3年9月~)はよい
- 過去問に対しての個別の解説授業がついていることがある
- 過去問演習が早い
東進ハイスクールのデメリットは
- 映像が古い(10年以上前の映像だった大体が共通テストを認識すらしてなかった。)
- 担任が大学生
- 競い要素が少ない
- 小テストが良くない
- 筆記対策がしにくい
- 金銭的に高い
- 合わない場合とことん合わない
- 過去問演習が早すぎる
人によってそれがメリットなのかデメリットなのかは異なると思います。
だからこそよく考える必要があります。
どうすればいいのか?
個人的に東進ハイスクールはどうだったのか。
そしてどのように活用すればいいのか。
人によりますがおすすめは以下の通りです。
- 高速基礎マスターで出来るのであれば「mikan」というスマホアプリを使う(値段的に8万弱は流石に高い 性能というかやってることは一緒 数学を使うのであれば別
- 単元ジャンル別演習はやるべき
- 暗記系(世界史 日本史)は取らないほうが良い(テストの形式が悪いから覚えられない)やるならスタプラ活用を進める
- 難関私大の過去問に対しての解説授業は良い
一言でいうと
高速基礎マスターは取るな
日本史世界史 とるな
ある程度の質は映像に確かにある
けどそこではない
3年の6月から共通テスト 第一志望の過去問
3年9月から単元ジャンル別演習
3年11月から第一志望校対策演習
私はこれを何よりをお勧めします。
だから、これに費用を割きながら 授業に関しては他の塾に任せる
というのが良いと思います。具体的に言うなら
1年間で1講座だけを取りながら、3年の6月までは突き通す
*特に夏期冬季春季などで無料体験授業があり、そこから入る人は高速基礎マスターはその期間だけ無料でやらされて流れでとって後悔している人も多いそうなので要注意
*AIがあるから講座を取ったほうが良いとか、取るような方向で進められるかもしれないが、正直、同じ私大と比べてみてもあんまり違いは感じられなかった。
それにAIというネームバリューを使って良い印象付けをしているようにしか見えない。
あくまで塾はその人のために経営しているためではなく 資本主義の経済の中でいかに確立するかを目標をしていることを忘れないようにしてください。
そして
「東進wiki 」を調べてみてください。
非公認ですが東進に関する様々な情報が載っており、
実際に通っていた人の感想が多くあります。
まとめ
東進ハイスクールのメリットデメリットをまとめました。
結論としては
もし、自分が東進に向いていない人であるのであれば
上記の”どうすればいいのか?”を参考にしてほしいです。
また、自分が東進ハイスクールにあっていると感じた人は
なるべくこれが必要なお金なのかを考えながら資料請求をして話を進めることにしましょう。